伝えたいこと
- SBI証券か楽天証券がおすすめ
- 両方、開設するのがおすすめ
証券口座を開きたい!…でもどこがおすすめかよくわからない。そんな方のために、おすすめの証券口座をご紹介します。SBI証券と楽天証券がおすすめです。ここではそれぞれの良い点と少し改善してほしい点を交えて紹介します。この2つの証券口座は、私が利用しているものです。実際の使用感を交えてご紹介しますので、参考になれば嬉しいです!
SBI証券
おすすめする理由
- ポイント還元率がよい
- 1株単位で買える
改善してほしい点
- アプリが使いづらい
楽天証券
おすすめする理由
- アプリが優秀
- 楽天ポイントがたまる
改善してほしい点
- 1株単位で買えない ←買えるようになりました!(2023.4.17開始)
SBI証券・楽天証券
共通しておすすめできる点
- ネット銀行との連携が便利
それでは1つずつ見ていきましょう♪
SBI証券
おすすめする理由①ポイント還元率がよい
つみたてNISAや特定口座などで投資信託を毎月自動で積立購入する場合、クレジットカード決済を設定をしておくとポイントが貯まります。SBI証券では三井住友カードの「Vポイント」が貯まりますのでご紹介します。
カードの種類によって還元率が異なります。年会費のかからないカードでは0.5%、数万円かかるカードは5%など幅広いです。ここでは還元率と会費のバランスがとれている「三井住友カード ゴールド」の場合を紹介します。後述しますが、楽天証券よりも還元率がいいことが特徴です。
三井住友カード ゴールド
- 還元率1%
- 上限50,000円/月(つみたてNISAの場合、33,333円/月)
- 年会費 5,500円(年間100万円(月90,000円程度)使えば、年会費無料)
月に45,900円を積み立てることができれば、年会費を超えるポイントをもらうことができます。それに加え、このカードを家計のメインカードにし、光熱費や水道代、食費等の生活費の支払いに利用すれば月に90,000円程度使用し、年会費を無料にすることも可能なはずです。「そこまで使えない!」という方は、年会費無料の「三井住友カード(NL)」が選択肢になると思います。その場合の還元率は0.5%となります。
ちなみに貯まったVポイントは投資信託の買い付けに利用できます。1ポイント=1円で利用できます。投資信託は100円から購入できますので、100ポイント以上保有していれば、投資信託を購入できます。
おすすめする理由② 1株単位で買える
日本株は100株からしか買えないと思っている方、多くいらっしゃるのではないでしょうか。SBI証券では1株から買えます!100株で何百万円もする株は、なかなか買えないですよね…。そんな時は1株から買えるので、とてもおすすめです。
ただ注意点があります。約定する時間(取引が成立する時間)が1日に計3回であることです。
約定する時間
- 7:00~10:30に受付した場合 →当日後場始値
- 10:30~13:30に受付した場合→当日後場引け
- 13:30~翌7:00に受付した場合→翌営業日前場始値
つまり、タイムリーに約定しないということです。例えば10:00に購入手続き(受付)をした場合は、後場の始値(12:30)の価格で約定します。なのでデイトレードをしたい人には不向きです。私は長期に保有して、配当金をもらいたいので活用しています。
改善してほしい点 アプリが使いづらい
これは個人差がありますので、参考程度にしてください。私も少し使っただけなのでその時の感想になりますが、一言で表すと「アプリ内で完結しないことが多い」ということです。PCサイトによく飛ばされました。どうせPCサイトに行くなら、アプリではなく最初からPCサイトで見たらいいと思い、アンインストールしました。
楽天証券
おすすめする理由① アプリが優秀
楽天証券には「iSPEED」というアプリがあります。このアプリは非常に優秀で使いやすいです。私は株を買うときは必ずこのアプリで情報収集をします。例えば、日経新聞に書かれている記事や、会社の四季報、決算資料、株の日々の値動きなどです。画面も見やすく、わかりやすいです。
アプリ内の「日経テレコン」というサービスがとても素晴らしいです。これは日本経済新聞社が楽天証券用にカスタマイズしたサービスで、日経新聞を無料で読むことができます。有料版と見られる内容が全く同じではないと思いますが、無料なら十分すぎるくらいのサービスです。
「iSPEED」は初心者でも手軽に株や経済の情報を見ることができるので、楽天証券の良い点の1つです。
おすすめする理由②楽天ポイントがたまる
つみたてNISA等で購入する投資信託の積み立てを楽天カード決済に設定しておくと、クレジットカード決済額の0.2%もしくは1%のポイントが付与されます。このポイントで投資信託を買付することもできます。還元率はそこまで良くないですが、使い勝手の良い楽天ポイントをもらえるのはありがたいですよね。
また楽天銀行のハッピープログラムにエントリーすることでも楽天ポイントが貯まります。エントリー方法は楽天銀行に口座を開設し、マネーブリッジ(後述します。証券口座と銀行口座の連携サービス)に申し込み、エントリーするだけです。月末時点の投資信託の保有残高に応じて、ポイントをもらうことができます。(例:はじめて10万円に達した場合は10ポイント、100万円に達した場合は100ポイントなど)。他にもポイントをもらえる条件は多々あります。気になる方は「ハッピープログラム」で検索してみてください。
改善してほしい点 1株単位で買えない ←買えるようになりました!(2023.4.17開始)
私は1株数万円する株は、SBI証券で購入しています。
SBI証券・楽天証券
共通しておすすめできる点
ネット銀行との連携が便利
SBI証券、楽天証券ともに便利なのが、ネット銀行との連携です。具体的な銀行名は、SBI証券は「住信SBIネット銀行」、楽天証券は「楽天銀行」です。何が便利なのかというと、株式や投資信託を購入する際に、証券口座にお金を入金しなくて良い点です。本来、株式や投資信託を購入する時は、銀行から証券口座にお金を入金する作業が必要です。それをしなくてよいのです。これはとても便利です。(専門用語で「スウィープサービス」と言います。)
SBI証券の場合、住信SBIネット銀行の「ハイブリッド口座」にお金を預けておけば、株式や投資信託を買うとき、自動で証券口座に入金され、買付することができます。楽天証券の場合、証券口座と銀行口座の連携サービス、「マネーブリッジ」を設定しておくだけです。
逆に証券口座に残高がある場合は、自動で銀行口座に戻してくれます。この性質を利用し、他行からの振り込みを手数料をかけずに行うことができます。例えば、三菱UFJ銀行から楽天銀行に入金する場合、振込手数料がかかりますよね。でも自分の三菱UFJ銀行の口座から、楽天証券に入金すると、自動で楽天銀行の口座に移動してくれるので、結果的に手数料なしで振り込みをすることができます。(移動には1~2日かかりますので、ご注意ください。)
まとめ
SBI証券、楽天証券は両方ともとても使いやすい証券口座です。しかしながら、改善してほしい点もあります。なので私は両方開設し、それぞれのいいところを使っています。これから証券口座を開設しようとしている皆さんの参考になれば嬉しいです♪
- SBI証券か楽天証券がおすすめ
- 両方、開設するのがおすすめ